ランチ大作戦!
ニホンザル舎、午後1:00
彼等の目が一斉に、ある一点に向けられる。
僅かな無駄もない、迅速な動きで、ロープを伝い降りるものたち。
「レスキュー!レスキュー!緊急事態発生!我、ハラペコヲ確認セリ!!」
そう、怒涛のランチTIMEの始まりである。
「今日は、いつもと少し、趣向をかえてみました」と言いながら、飼育員さんが、ご飯を置いていきます。普段と変わらないように見えますが・・・
(この時点で、気づいた方は、かなりのマニアです^^)
おわかりいただけるでしょうか?
ご飯の大きさが、いつもより大きいんです。(普段は、こんな感じ)
「あら?今日は、シェフが違うのかしら」
物色中のウニちゃん。
どうしても、力の強い子が、エサ場を占領してしまう為、逆に大きくしてやれば、ヒット&アウェイの要領で、皆、自分が食べたい分をGETできるのではという考えだそうです。
↑占領してしまう、強い子:ワサビ姉さん。
「私の許可なく、好きなようには、させなくてよ」
この日もやはり、リーダーのワサビ姉さんが、陣取ってしまい、作戦は失敗に終わったように見えたが・・・
ご飯がデカイ分、一人で食い尽くすこともなく、食事を終え、去った後にも、まだたくさん残っています。
「チャーンス!」とばかりに、様子を伺っていた子達が、順々に集まって来ます。
「らっきー☆」
うれしそうな、アナゴさん。
一番、体の小さいイクラちゃんも、大きなサツマイモをGETできました♪
「はっぴー☆」
君の場合は、ちょっと食べすぎ(^^)
おまけ『今日のムコドノ劇場』
「わ~い、バナナまるごと一本GETしちゃった~♪」
「げっ!中身からっぽじゃん・・・」
ちなみに、この丸ごと一本のボーナス・ランチは、カッパ嬢が、電光石火で食べちゃいました。